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平成29年度活動方針

ピータッチ(P-tach)京都府PTA協議会は、生涯学習の担い手であることを自覚し、子どもたちの健やかな成長を願い、保護者と教職員が互いに交流・学習することを通して自らを高めるとともに、生命と健康に関する理解を深め、教育環境や社会環境の改善・充実に努めることを目的とする社会教育関係団体です。

今日の社会は、科学技術の発達によって、非常にスピーディで便利な時代になりました。しかしながら、子どもたちの成長環境としては、決して全てが手放しで喜ぶことができる社会ではありません。
特に子どもたちのネット関連トラブルは増加の一途をたどっており、ネットいじめ問題やSNSを悪用した性犯罪、リベンジポルノなど、ネット社会においては、子どもたちの心身に深刻な傷を負わせる事件が相次いでいます。また、スマホ依存症による学力低下や歩きスマホによる事故・トラブルも増加しており、対応が急務となっています。
さらに、子どもたちの薬物乱用問題も昨今の大きな社会問題となっています。近年、反社会的勢力は、大麻や覚せい剤といった違法薬物の密売に力を入れているとも言われ、一般市民から子どもたちまで広く危険が拡大しています。
他にも、子どもの貧困問題や、地方の過疎化・少子化に伴う学校統廃合の問題など、子どもたちの力ではどうしようもない、生まれながらの成長環境の問題も顕在化しつつあります。
このような社会環境において、子どもたちの健全な成長を支える最も大きな手段は、各家庭における“家庭教育”に他なりません。私たち保護者が、子どもたちを取り巻く社会環境をしっかりと認識し、対策を学び、身に付けて、学校や地域と連携して、子どもたちを正しく指導・教育していくことが、子どもたちの健全な育成において何よりも大切です。

京都府PTA協議会では、子どもたちの健全な育成の原点は“家庭教育”にあるとの考えの下、会員の皆様が、保護者として子どもたちをいつも温かく見守り、時に厳しく指導することで、子どもたちが『親の愛情に包み込まれている』という思いを抱けるような“家庭教育”の推進に努めて参ります。
また、子どもたちが安心して、心身ともに健やかに成長出来る社会を築き上げるために、家庭、学校、地域が互いにつながりを深め、一丸となって子どもたちを見守り育てる環境づくりに取り組みます。

以上の点を踏まえ、京都府PTA協議会は、常に社会教育関係団体としての本質を堅持しながら、会員相互の連携のもとに次の重点目標を設定します。

重点目標

  • 子どもたちが毎日笑顔で過ごすことが出来るように、そして、その笑顔が明るく夢ある未来へ続いていくように、願いを込めて活動していきます。
  • 生涯学習の担い手であるという自覚のもと、京都府北部から南部の各地域で研修会を行うとともに、各地で交流を図ることにより、会員相互のつながりを強め、PTA活動をより充実させることを目指します。
  • 東日本大震災や熊本地震といった大規模災害の被災児童生徒・保護者への継続的な支援活動に取り組みます。
  • 第58回京都府PTA研究大会乙訓大会実行委員会では、大会が会員にとって学び多きものとなり、その成果が参加者のそれぞれの地域のPTA活動と子育てに反映されるような大会を目指して準備・運営に取り組みます。
  • いじめ・非行防止キャンペーン委員会では、少年非行の防止と青少年の健全育成を図るため、「いじめ・非行防止キャンペーン事業」として、声かけ(あいさつ)・見守り運動を府内各地域で展開し、学校とPTA、そして地域が一丸となって、子どもたちを温かく見守り育てる環境を築いていきます。あわせて、「スマホ・ネットの使用に関する啓発資料の作成・配布」および、京都府教育委員会との協働の下、「ネットトラブル防止研修会」に取り組みます。
  • 家庭教育委員会では、京都府PTA研究大会における「家庭教育分科会」および府内各地での「家庭教育研修会」の開催と運営を通じて、子どもたちの健全な育成の基礎となる家庭教育の充実と発展を図っていきます。また、“家族”や“命”の大切さをテーマとした「三行詩コンクール」を積極的に推進します。
  • 調査広報委員会では、ホームページの内容の充実を図り、京都府PTA協議会の情報をはじめ、各郡市連PTAや単位PTAの情報の発信に努めます。
  • 青少年問題委員会では、青少年を取り巻く諸問題の情報等を収集し、関係団体とも連携しながら、継続して問題解決に向かって進めるように努めます。
  • 健康安全委員会では、学校給食や安心・安全な食材についての理解を深め、子どもたちの健康を推進すると共に、安全な生活環境づくりに取り組みます。
  • 人権教育委員会では、家庭が本来果たすべき役割と責任を自覚し、あらゆる人権問題についての学習活動を通じて正しい理解と認識を深めます。