平成30年度 第2回 家庭教育研修会
主催:京都府PTA協議会
主管:舞鶴市PTA連絡協議会
平成30年度「家庭教育研修会」が11月17日に舞鶴市立中央公民館にて開催されました。会場には地元である舞鶴市PTA会員の皆様にも多数ご参加いただきました。
② いじめ非行防止キャンペーン委員会・・・芝原 利明 委員長
③ 調査広報委員会・・・・・・・・・・・・坂本 英人 副委員長 より報告。
~具体例から、親の在り方を学ぶ~
講師にNTTドコモの小林様を迎え安全なスマホの使い方や実際にあった被害などを、スライドや映像でわかりやすく教えていただきました。
スマホやネットを子供に使わせることを不安に思っている保護者は多いと思いますが、使い方を教えるには、親にも相応の知識が求められるため、よく分からないまま使わせてしまっているのが現状ではないでしょうか。
いきなりネットを無制限で使わせるのは、泳いだことのない子をいきなり海で泳がせるようなものであるとの事。
段階的な利用に有効なのがフィルタリングの活用とルール作りである。
法律では18歳未満がスマホや携帯を利用する際、原則としてフィルタリングの利用が定められている。フィルタリングを設定して使わせることは保護者の責務である
(青少年インターネット環境整備法 第六条にこのような事が書いてあります)
フィルタリングの活用・・・
フィルタリングサービスを使って子どもにとって不適切なサイトやアプリを防ぐ
ルール作り・・・
使ってもいい機能やアプリ、使用する時間や場所を明確にしたルールを決める
情報公開によるトラブル・・・
ネット(SNS)にアップした何気ない写真やコメントから通っている学校や自宅の住所が特定され、待ち伏せされたり、自宅に侵入されたりする。
ふざけた動画などが原因で、お店側に損害を与えて訴えられたりする。
姿の見えない人とのトラブル・・・
ネットで知り合った人は、名前や年齢や顔など本当の事を言っているとは限らない。
相談にのったり、うまい事を言って信用させ、実際に会ったら別人であったり、今までのやりとりの内容や送った写真をネタに脅迫されたりする。
最後にまとめとして、子供を守るためにフィルタリングを利用し、しっかりルールを決める事。子供任せにせず、利用実態を把握し、正しく使えるようになるまで見守る事。
子どもが一人で悩んでしまうのはとても怖いことなので、気軽に相談できる雰囲気を作りましょうとの事でした。小林真由美様ありがとうございました。
舞鶴市PTA連絡協議会の皆様にも、大変お世話になり有り難うございました!