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平成30年度 第1回 家庭教育研修会

主催:京都府PTA協議会  
主管:亀岡市PTA連絡協議会

平成30年度、第1回「家庭教育研修会」が9月15日(土)に京都学園大学にて開催されました。会場には地元である亀岡市PTA会員の皆様にも多数ご参加いただきました。

開会挨拶
京都府PTA協議会 会長 舩川 昇
京都府PTA協議会活動報告
① 家庭教育委員会(三行詩カレンダーがホームページからダウンロード出来る事など)
② いじめ非行防止キャンペーン委員会(あいさつ運動のポスター)
③ 調査広報委員会(ホームページがある事の呼びかけなど)
講演
「インターネット被害から 我が子を守るには・・・!」
     ~具体例から、親の在り方を学ぶ~
講師
ピットクルー株式会社 小宅 歩 氏
会社紹介
インターネットコンテンツの監視・サポート事業をてがける会社
子供たちがインターネットで危険やトラブルに巻き込まれないよう、SNSやネットコミュニティをパトロール・調査している(スクールネットパトロール)
講演内容
まず始めにSNSのトラブルの現状についてお話いただきました。
インターネット(ツイッター・インスタグラム)の魅力
●普段知り合えない人とつながれる
●人間関係の幅がひろがる
●嫌なら簡単に離れることができる
SNSで被害にあった18歳未満の人数
平成26年度は1421人⇒平成29年度は1813人でした。
こんなに多くの子供たちが実際に被害にあっています。
特にここ数年、自画撮り被害がふえているとの事でした。
被害にあったアプリやサイト別ではツイッターが一番多く、他にも以下のような
アプリやサイトがあると教えていただきました。
ひま部・・・・18歳未満だけのチャットサービス
       匿名で登録でき、成人がなりすましている危険性もある
ぎゃるる・・・GPS(位置情報)機能つきで近くにいるユーザーとチャットできる
ツイキャス・・誰でも無料でライブ配信できる
       配信中の動画にコメントを書き込む事ができる
以上のように表面上は楽しそうに見えても、個人情報が特定されてしまったり投稿した写真や動画などが悪用されたり脅迫されたりと、危険性も潜んでいる事を子供も親も充分に確認する必要があると感じました。

次に京都府内におけるネット調査の内容をお話しいただきました。
●個人情報の書き込み
●法律に違反する写真や書き込み(酒・たばこ・ライブ会場など撮影禁止場所での撮影など)
●インターネット上のいじめ
●人生に悲観する書き込みやトラブルについての書き込み
以上の様な内容をパトロール調査されているとの事でした。
インターネットの特性 ①公開される ②匿名でない ③取り消せない、を充分に理解した上で利用するべきだと感じました。
もしトラブルに巻き込まれたら・・・すぐに身近な大人に相談する事。
そして保護者は専門家に相談する事が大切であると教えていただきました。
大変勉強になりました。小宅様ありがとうございました。
亀岡市PTAの皆様にも大変お世話になりありがとうございました。
公的な相談窓口
★インターネットに関する相談
 違法・有害情報相談センター(総務省支援事業)
 URL:http://www.ihaho.jp/
★ネット利用によるトラブルなどの無料相談窓口
 相談してねっと(京都府)
 電 話:075-605-7830
 メール:seisho.net@pref.kyoto.lg.jp